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スウェーデン学派 (文化人類学・民俗学) : ミニ英和和英辞書
スウェーデン学派 (文化人類学・民俗学)[すうぇーでんがくは]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [がく]
 【名詞】 1. learning 2. scholarship 3. erudition 4. knowledge 
学派 : [がくは]
 【名詞】 1. school 2. sect
: [は]
  1. (n,n-suf) clique 2. faction 3. school 
: [ぶん]
 【名詞】 1. sentence 
文化 : [ぶんか]
 【名詞】 1. culture 2. civilization 3. civilisation 
文化人 : [ぶんかじん]
 【名詞】 1. person of culture 2. cultured person 
文化人類学 : [ぶんかじんるいがく]
 (n) cultural anthropology
: [か]
 (suf) action of making something
: [ひと]
 【名詞】 1. man 2. person 3. human being 4. mankind 5. people 6. character 7. personality 8. true man 9. man of talent 10. adult 1 1. other people 12. messenger 13. visitor 1
人類 : [じんるい]
 【名詞】 1. mankind 2. humanity 
人類学 : [じんるいがく]
 【名詞】 1. anthropology 
: [たみ]
 【名詞】 1. nation 2. people 
民俗 : [みんぞく]
 【名詞】 1. people 2. race 3. nation 4. racial customs 5. folk customs 
民俗学 : [みんぞくがく]
 (n) folklore
: [ぞく]
  1. (adj-na,n) mark in dictionary indicating slang 2. customs 3. manners 4. the world 5. worldliness 6. vulgarity 7. mundane things 8. the laity 
俗学 : [ぞくがく]
 (n) popular music

スウェーデン学派 (文化人類学・民俗学) : ウィキペディア日本語版
スウェーデン学派 (文化人類学・民俗学)[すうぇーでんがくは]
スウェーデン学派は、20世紀の20年代からスウェーデンルンド大学、次いでストックホルム大学などで文化人類学・民俗学の刷新をになった研究者グループを指す。20世紀のはじめの数十年間は、スウェーデンでも文化人類学や民俗学の分野ではイギリスのジェームズ・フレイザーの主著『金枝篇』などが圧倒的な影響をあたえており、特にルンド大学のペトル・ニルソンが代表的な存在で、ヨーロッパ各国でも名声を得ていた。これに対して永く講師の後、教授となったが方法論の面から異論を唱え、農村の民俗行事などがキリスト教以前の神話やアーリア人の信仰に由来すると見るネオロマン派の固定観念を、時代思潮を背景にした虚構であると指摘した。その批判は、フレイザーの原型にあたるドイツのに遡って行われたため、マンハルディアン批判とも呼ばれる。シイドォウの後、オーケ・カムベル、シーグルド・エリクソン、シーグルド・スヴェンソンなどが理論と実証研究を発展させ、さらにアルベルト・エスケレードが民俗行事の意味機能の遡及有意性について空間・時間・社会の規準を提示し、実証的に活用した(1947年)ことによって方法論としても確立された。
(付記)Sydow の発音は英仏独などでも一定していない。ちなみにカール・ヴィルヘルム・フォン・シイドォウの息子でハリウッドの俳優は日本ではマックス・フォン・シドーと表記されている。

==参考文献==

*インゲボルク・ヴェーバー=ケラーマン著『ヨーロッパ・エスノロジーの形成 : ドイツ民俗学史』(2003年 アンドレーアス・C・ビマーとジークフリート・ベッカーによる改訂版) 河野眞文緝堂 2011, p.130-141 (「ウィーン学派とスウェーデン学派 ー 同時代の両極」).
*河野眞 ドイツ民俗学とナチズム 創土社 2005, p.525-341(「スウェーデン学派の導入 ー マンハルトとフレイザーへの批判」)」).
*河野眞 昔話研究における<自家類型>(oicotype)の概念をめぐって ― シイドォウ理論の再検討 ― (1) 愛知大学一般教育研究室『一般教育論集』第42集(2012). p.49-61.



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「スウェーデン学派 (文化人類学・民俗学)」の詳細全文を読む




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